自動売買の資産運用(複利運用)
twitter上でEAの月利が話題になっていましたので、複利計算で月利がどれくらいあると資産は将来どれくらい増えていくのか計算してみました。無料EAの勧誘等で月利30%とかよく耳にしますが、これには罠があると思った方が良いでしょう。すなわち利回りが大きいほど損失も大きくなりリスクを伴うからです。破綻するケースもあります。
当サイトのポートフォリオEA『EAM2020』は、月利5%~10%を目標に設計しています。デフォルト設定でMoney Managementがオンになっていますから、そのままで複利運用が適用されます。固定ロットでは複利計算は成り立ちません。
月利そのものをもっと増やしたい方は、Maney ManagementのRisik%(レバレッジ)を増やせば良いだけなのですが損失リスクも併せて増大することも理解しておく必要があります。自動売買の場合、月利が安定して10%もあれば私は十分だと思っています。
そこで、月利が5%の場合、10%の場合について、運用資産は将来どれくらい増えるのか計算してみました。運用資産の月利計算は、下記の式で表すことができます。元金はあとで掛ければよいので1としています。
- 運用資産=元金*(月利+1)^月数
月利5%~10%の複利で運用資産はどれくらい増えるの?
■月利5%の場合
- 1年3ヶ月で2倍
- 4年で10倍
- 8年で100倍
つまり、100万円で運用したら8年後には1億円になります。
■月利10%の場合
- 8ヶ月で2倍
- 2年1ヶ月で10倍
- 4年1ヶ月で100倍
- 6年1ヶ月で1000倍
月利10%なら、100万円で運用したら4年後には1億円になるということです。
自動売買でそんな話はまだ聞きませんから、安定して月利10%の収益を続けることがいかに難しいか理解していただけたでしょうか。