市販のEAを購入するとき、まず気になるのがデモ・フォワードテストではないでしょうか?しかし、デモトレードもリアルトレードを厳密には再現していないことは、このブログでも紹介した通りです。
EAM2020では、リアルトレード結果も公表しているため、リアルトレード結果に基づいてWalk-Forwardテストを実施することができます。リアルWalk-Forwardテストは最も信頼性の高い解析手法です。
今回のEAM2020 Xmasバージョンの実力は如何ほどのものか?過去のリアルトレード結果から解析してみましたので報告します。
EAM2020 Xmasバージョン (24 Charts)
約2か月間のリアルトレード結果から、今回アップデートしたEAM-312とEAM-412を含めたEAM2020 Xmasバージョンのポートフォリオで、収益曲線を調べてみました。
今回の早朝のイギリス総選挙での窓開けで、朝スキャは大きく負けましたが、ここ数か月間、相場環境が最悪だったにもかかわらず、トータルではまだプラス収益になっていることが分かりました。
EAM2020 Xmasバージョン (w/o EAM-312 & EAM-412)
EAM-312とEAM-412は、今回のバージョンアップでDDもこれまでより50%以下になるように調整しましたので、このEAMの影響を取り除いた場合の収益曲線も調べてみました。
その結果、リアルトレードを開始したときは最も地合いの悪い時期でドローダウンも大きかったのですが、今回のXmasバージョンのポートフォリオ構成では、大きなDDも無く、安定した上昇収益トレンドになっていることが分かりました。
解析結果は、月利 6.60%、PF=1.26、DD%=5.02% となりました。
この時期ですから利益は少ないですが、十分なパフォーマンスと思います。これから先行き不透明なFX市場ですが、少しは期待の持てそうな結果となりました。このまま2020年の記念すべき東京オリンピックイアーまで無事に運用を続けられたらと思います。