EAM2020ポートフォリオ・アップデートのお知らせ
EAM2020の運用を始めてからあまり成績がよくない。始めてまだ1週間程度のため何とも言えないのですが、もう少し成績を上げる方法はないのだろうか。そこでEAM2020のプロトタイプ(試作品)と比較しながら検証してみました。
ワースト3の除去
左の図はEAM2020のプロトタイプのリアルテスト結果です。ロジックやポートフォリオはEAM2020とまったく同じです。図中の赤点線はそれより右側がEAM2020の運用期間と重なっています。右の図がEAM2020の状況です。ブローカーはどちらも同じ業者の口座を使用しています。EAM2020の運用を始めたころからどちらも右肩下がりになっているのがよく分かりますね。
EAのトレンドを見極めるためには最低でも3か月以上リアルテストが必要といわれており、まだなんとも言えないのですが、もう少し改善する方法はないかということで、35本のEAの中からワースト3を選んでBTのウォークフォワード(W.F)を調べてみました。その結果が次の図です。35本のEAのワースト3でもこの程度のドローダウンです。まだトレンド転換しているとは言い難いですね。残りの32本のEAはこれより良いということです。
このワースト3を取り除いたときのEAMのリアルトレード結果を下図に示します。この3本を取り除くだけでも一応プラ転するのが分かりました。
ベスト15の選別
もう少し改善する方法はないのだろうかということで、今度は、EA35本中ベスト15を抜き出してみました。わずか1週間程度のEAMから抜き出すのは危険過ぎるのでプロトタイプからサンプリングしてみました。EAM2020の運用を開始した時期からはほとんど変化していませんが、それでも、ワースト3を取り除いた時よりは改善することが分かりました。今は全体的にEAの成績が良くない時期ですが、それでもプロトタイプのベスト15は、月間20%以上の利益を稼ぎ出していたことになります。これぐらいの利益が毎月続くようなら申し分ないですね。
ということで、EAMのポートフォリオも2つに分けて、一つは上位15位までで定期的に入れ替えるアクチブ型のEAMプロファイルを用意し、もうひとつは32本(ときどきアップデートします)のインデックス型ベンチマーク用のEAMプロファイルを用意することにしました。どちらを選ぶかは、みなさんのお好み次第ということになります。両方とも使うことも可能です。その場合は新たに追加口座を開設する必要があります。
このように、「EAM2020」は利用者のポートフォリオ配分次第で成績を上げることができ、従来のような単体EAで寿命が尽きて終わりということはないのです。そういう意味では「EAM2020」は誰もが追い求めて来た「聖杯」なのかもしれませんね。
「EAM2020」無償配布再開のお知らせ
「EAM2020」無償配布プロジェクトを再開致します!!
すでに配布している方もおられますので、ここに新しいEAMプロファイルがダウンロードできるようにしておきます。アクチブ型のEAMプロファイル名は、「EAM_Profiles_Activexxxxxx」です。xxxxxxは日付型のバージョン番号です。アップデートを頻繁に行うのでブログからのダウンロードだけにしたいと思います。EAM2020の利用者の方はブログをときどき確認するようにしてください。
一方のインデックス型のEAMプロファイルの名前は従来通り「EAM_Profiles_xxxxxx」となります。送付されたバージョン番号より新しくなっていたらこちらからダウンロードしてください。現在は、「EAM_Profiles_Active191103」と「EAM_Profiles_191103」です。
EAM_Profiles_Active | EAM_Profiles |
EAM_Profiles_Active191103 | EAM_Profiles_191103 |
※Myfxbookは、追加口座の都合により当面ベンチマーク用の「インデックス型」をベースに運用致します。ご参考にしてください。
※Myfxbookは、利用しなくなった古い口座を転用しているものもありますのでご理解をお願いします。
よろしくお願いします。